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『Lupin/ルパン』パート1全5話の見どころ・第1話感想|アサンの首飾り計画【Netflix】

ルパン
ネットフリクサー

『Lupin/ルパン』パート1は、怪盗紳士アルセーヌ・ルパンに憧れるアサン・ディオプが、父親の無念を晴らすため大胆な計画を実行するフランスのNetflixドラマです。盗みの手口だけでなく、人の心理を読み、立場を自在に変えるアサンの賢さが面白い作品です。

この記事の範囲:2021年公開のパート1・全5話についての見どころと、第1話の鑑賞感想です。後半には展開のネタバレがあります。

作品情報・主なキャスト

  • 作品名:Lupin/ルパン
  • 対象:パート1(全5話)
  • 配信開始:2021年1月8日
  • ジャンル:犯罪ミステリー・サスペンス
  • 主演:オマール・シー(アサン・ディオプ)
  • 共演:リュディヴィーヌ・サニエ、クロチルド・エム、エルヴェ・ピエール、ニコール・ガルシア ほか

ネタバレなしのあらすじ

少年時代に家族を襲った不幸な事件を忘れられないアサン。大人になった彼は、憧れの小説『アルセーヌ・ルパン』をヒントに、変装や策略を駆使して真相へ迫ります。豪華な宝飾品をめぐる大胆な犯行を起点に、過去の因縁が明らかになっていきます。

パート1・全5話の見どころ(ネタバレあり)

第1話の見どころ

  • アサンがルパンになるまでのエピソード
  • 王妃の首飾りを盗み切るまでの鮮やかな手口

第2話の見どころ

  • 今回も目的のためには手段を選ばない、そしてそれを周りには悟られないスマートなアサンの手法
  • 父親の残した手紙から犯人を特定したと思いきや、さらなる怪しい人物が現れるというストーリー
  • アサンが変装したときの名前をアナグラムだと感づいたゲディラ捜査官の今後に注目

第3話の見どころ

  • デュモンが拉致され、その場所を特定した警察が駆けつけるもそれはアサンの策略。そして本当にデュモンが監禁されている場所が判明するシーン
  • アサンとクレールの馴れ初め
  • ババカールの首飾り事件に関する事実が二重にも三重にも隠されていたと分かる場面

第4話の見どころ

  • アサンにファビエンヌという元ジャーナリストという心強い味方が現れたところ
  • ペレグリニを潰すに値する証拠を手に入れたアサンとテレビ局ごと買収し、それをもみけしたペレグリニ

第5話の見どころ

  • アサンの怪盗紳士としての引き出しの多さ
  • ル・アーブル駅のホームでの件。アサンを狙っている始末屋を警察に逮捕させるという鮮やかな計画
  • 終わったと思いきや何度も復活する、アサンと始末屋の対決

第1話のあらすじ・感想(ネタバレあり)

ルーブル美術館に清掃員として登場する「清掃員 ルイス・ペレンナ」。展示されている『王妃の首飾り』に目をつけている。下調べをしている雰囲気。そしてシーンは街中のカフェに変わる。

テーブルをはさんで、この物語の主人公・アサンと元妻・クレールが会話しているのを聞くと、彼らの間にはラウールという子供がいること、アサンの仕事は窃盗であるとクレール分かっているように思える。

しかもアサンは何度も息子・ラウールと会う約束をしながらすっぽかしてしまうという、父親としては少々いただけない点を持ち合わせているらしい。アサンが金貸し連中のところに行くと、彼は返済していないらしく、古びたマンションの高層階で宙ぶらりんに。この映像の取り方がなかなか迫力ある。

アサンは借金返済のためにお宝だらけのルーブルの話をし始める。もちろん窃盗の話。「上流階級の者たちは下々の者を見ていない」というアサンの言葉にはドキッとし、身に覚えがある人たちもいるだろう。

このマンションの一室に入って来た時はアサンの立場は一番下、弱かったが、窃盗の話になるころにはアサンが指導者的な立場にいるという少々滑稽な場面だ。アサンの計画を聞くと、彼の天才的な窃盗に関する能力、そして計画の用意周到さをひしひしと感じることが出来る。途中でアサンの少年時代のシーンが挿入される。

雨の中、自動車がエンストしてしまう女性(この女性の旦那様にアサンの父親は仕えている)を手助けするのだが、これが本線にどう関係してくるのかこの時点で分からなかった。そしてシーンは現在のルーブルに戻る。富豪の様相でオークション会場に入って行くアサンは清掃員の彼と違い、ピシッとした身なりで、とても格好良く見える。

オークションの品の説明がなされている最中に過去のシーンに戻り、アサンの父親が運転手、雇い主であるペレグリニ、そして後部座席にいる夫人の首には、今回オークションにかけられる王妃の首飾りが!アサンと何かしらの因縁があるのかと感じさせる。オークションが開始されると、その裏でアサンの仲間3人が動き出す。警備員2人を伸してしまう。

会場ではアサンがオークションに参加、その際にオークショニアーがポール・セルニーヌ(アサンの偽名)をチェックするのだが、ここも用意周到なアサンは抜け目がない。

また過去のシーンに戻ると、働いているアサンの父・ババカールに対してペレグリニは「給料泥棒がっ」と暴言を吐くが、彼の妻・アンヌはとてもいい人のようで、本をアサンのために持って行っていいと優しく接してくれる。

その時、ババカールがアサンのために選んだのが『解答紳士ルパン』。これがきっかけでアサンが窃盗に?しかも巨額な窃盗犯になるのかな?と思えるシーンだった。現在のオークションにシーンが戻るとアサンは自分で値段を吊り上げ、ユーモアに富んだ発言にはスマートさを感じる。

会場を出て、首飾りの引き渡しの場面でアサンが品物を見たいと言い出すと、シーンは過去に戻る。そしてペレグリニの金庫が開けられ首飾りが無くなっていて、窃盗の疑いがババカールにかかっているシーンだった。

そしてババカールは警察に連行されるが、もしかしたらペレグリニの会社の経営が思わしくないということだったので、彼が保険金目当てに画策した自作自演なのではないか?と感じた。現在に時が戻る。アサンが首飾りを手にすると、警備員に扮したアサンの仲間2人がオークショニアーとアサンに襲い掛かる。手はずと違うアサンは驚き。

なるほど、ここでこの2人はアサンを裏切ったかという状況。さらに外の車中で待機している1人の3人で逃走。しかし、運転の誤りかガラスに突っ込む。と思ったら、また過去のシーンに戻る。

投獄されている父親・ババカールの面会にアサンが行くと、牢の中でババカールが自殺しているという衝撃的なシーンだった。そして父の墓の前で立っているアサンのところにペレグリニの妻・アンヌが近づいてくるが「ありがとうございます」そして「くたばれ、奥様」とアサン。

連行される時に何もしてくれなかったアンヌ、おそらくババカールが無実だと分かっていながら何もしてくれなかった彼女を憎んでいるだろうことは容易にうかがえる。

現代にシーンが戻ると3人は逮捕され、内部に仲間がいるのではと、当然ながらセルニーヌ(アサンの偽名)も疑われるがセーフ。この時にセルニーヌに身体検査をしたロジエ警部は後々、警察vs窃盗犯の中心人物になって行くのかなぁと感じた。今回の終盤ではこの事件の2週間前からの件が明かされているが、綿密な計画、人心を掴む技術に至るまでズバ抜けた才能だと感じられる。

さらに犯罪を支えてくれる友までいるとは。仕事を完璧に終えたアサンは約束していた息子との面会。元妻・クレールは「昨日のことは何も聞かない」と笑顔で。首飾り事件が彼の仕業だと知っている素振りだ。ルパンを模した作品らしく、最後もスマートな感じで第一話の幕を閉じた。

アサンの魅力は「盗み」だけではない

第1話で特に引き込まれたのは、ルーブル美術館での派手な計画と、その裏に積み上げられた準備の細かさです。アサンは変装だけでなく、相手が何を信じるかまで見越して行動しているように見えます。

さらに父親との過去を知ると、単なる怪盗の成功談ではなく、家族の尊厳を取り戻そうとする物語としても楽しめます。

観る順番と関連作品

この記事はパート1の感想です。続きが気になったらパート2・第1話(通算第6話)のネタバレ感想へ進めます。

『Lupin/ルパン』(Netflix公式)から作品情報を確認できます。

また、パート4の配信情報をまとめた記事もあります。

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