『ポストモーテム:スカーネスでは誰も死なない』第1話の感想【Netflix】
『ポストモーテム:スカーネスでは誰も死なない』|鑑賞後の感想
死んだはずの娘が帰ってきたのに、喜んでばかりはいられない。父が隠していることが気になって、先を観ずにはいられない第1話でした。家族の秘密と不気味な出来事を振り返ります。
※本文では物語の展開に触れています。
『ポストモーテム:スカーネスでは誰も死なない』見どころ!
■死んだはずの主人公・リーヴァが生き返り、今回は3つの能力を発現させる。父親のアーヴィッドはこれを知っていたようで娘でありながら彼女を手にかけて亡き者にしようとする。
『ポストモーテム:スカーネスでは誰も死なない』キャスト!
- カトリーヌ・トールボリ・ヨハンセン
- エリアス・ホルメン・ソーレンセン
- アンドレー・ソーラム
- キム・フェアチャイルド
- サラ・ホラミ
- テリエ・ストロムダール
- オイスタイン・ローゲル
- マリアンヌ・ヨンガー
- マルティン・カレリウス
『ポストモーテム:スカーネスでは誰も死なない』あらすじ
1検視
平和な日常が繰り返されるノルウェーの小さな町で、ある日若い女性の死体が発
見される。そしてこの事件が、思いもよらない展開を見せることに。
2お悔やみ
警察がもう1つの死亡事件の捜査に乗り出す中、自分の体に起こった大きな異変
に戸惑うリーヴァ。一方のオッドは、大きなプレッシャーを感じ始める。
3一家の主
どこにも逃げ場がなく、ベッドの下に隠れるリーヴァ。ユーディスの姪(めい)と
のデート中に思わぬ光景に出くわすライネルト。仕事が忙しくなるオッド。
4目覚め
自分の営業の腕を試すオッド。証拠を隠滅しようとするリーヴァ。一方ユーディ
スは、突然連絡が取れなくなってしまったライネルトを捜し始める。
5火の洗礼
スヴェレから状況を説明されるリーヴァ。仕事の依頼を引き受けたオッドだが、
そこには思わぬ裏があった。謎を解明すべく捜査を進めるユーディス。
6死後硬直
大きな罪を犯したリーヴァとライネルトは、せめてもの罪ほろぼしにオッドを助
けようとする。ジレンマを抱えるオッド。リーヴァを拘束するユーディス。・・・公式より
『ポストモーテム:スカーネスでは誰も死なない』感想
主人公・リーヴァが野原で死んでいるというインパクト大のオープニング。主人公がいきなり死んでいるというドラマは久々に見た。彼女の家族は葬儀社を営んでいて、警察から連絡を受け、リーヴァの遺体を運んでいくのも彼ら。身内が亡くなって、その遺体を運ぶというのは精神的に厳しいだろうと思う。
現に兄のオッドは葬儀社であるがゆえ冷静にならなければならないところ、感情が結構漏れていた。それに対して父のアーヴィッドは冷静そのもの。これが後に問題になる。彼女の遺体を検死するため一度メスを入れると血が流れ、さらにグッとメスを押し込むととても驚きの光景。彼女が生き返るのだ。検死官もビックリだった。
その後、病院で目覚めたリーヴァは、事件当時の記憶がないながらも身体は至って正常なので自宅に帰ることに。兄のオッドは超ご機嫌で妹・リーヴァを自動車に乗せて帰宅。しかし、兄とは正反対なのが父・アーヴィッド。娘が無事に帰って来たのに顔も出さず。娘が父の部屋へ行き、ドアをノックしても出て来ず。
その時の父親の顔のアップが出て来るが、これが非常に意味ありげなのだ。娘の帰館に愕然としたような表情。その上、輪をかけて怪しいのは棚からクロロフォルムを手にしたこと。いかにもという感じのシーンが見て取れる。
まさか、娘の死に父親が関わっているのか?と思えるようなカットがチラホラ。些細な出来事で得体のしれない違和感を察したリーヴァは食事の席を立ち、そこから出ていくと、彼女は自分の身に異変に気づく。また、自分が死んでいた現場を訪れると、断片的だが記憶が戻る。一方、実に怪しい父親・アーヴィッドの方が問題。
テープを探し出して再生するとそこには妻・マデリンの肉声が。このマデリンの言っていることが非常に興味深い。「リーヴァが私と同じような兆候が出たたら見逃さないで」という言葉が印象的。
今まさにリーヴァに妻の時と同じ兆候が出たのでアーヴィッドはリーヴァが戻って来た時に愕然としていたのか?と想像される。また、興味深い父・アーヴィッドの発言は娘のリーヴァが自宅に戻ると娘のことではなく、彼女に会っていた警官(ライネルトという名)の心配をしていたこと。
ここらへんから想像されるのは、今は亡き母親のマデリンもリーヴァのような時期を経験していて、周りの人間に何かしらの影響(おそらく悪い影響)を与えたのではないか?リーヴァもそのような能力が発現しかねない人種なのか?ということ。父・アーヴィッドが愕然とするようなのだから、これが本当だとしたら、凄まじいことになるかもしれないとストーリーとしては期待感が持てる。
さらに父・アーヴィッドの行動は行きつくところまで行く。娘・リーヴァをクロロフォルムで眠らせ、棺桶に入れ、火葬炉に入れてしまうという驚きの行動に出る。大ピンチのリーヴァ!だが、これまた驚いたことに棺桶をぶち破り、火葬炉の扉を開けて外に出て来るのだ!そして父・アーヴィッドと対面。
父は「マデリン(アーヴィッドの妻でリーヴァの母親)と同じ目に会わせたくない」「家に帰って全て話す」と言うものの、殺されてしまう。リーヴァ自体も分かっていない能力が今回は3つほど発揮されたわけだが、父親がこの時点で殺した方がリーヴァも幸せと言っていたので、今後彼女がどのように変化して行くのか、ハランゲン家(アーヴィッド、オッド、リーヴァ)にはどんな秘密(おそらく遺伝的なもの)があるのか、このへんが今後2話以降の興味の焦点になりそうだ。
