『スペース・スウィーパーズ』あらすじ・感想|宇宙で育つ仲間の絆【Netflix】
『スペース・スウィーパーズ』|鑑賞後の感想
ビクトリー号の仲間たちが、最初はお金のことばかり考えていたのに、コンニムと過ごすうちに変わっていく。その姿が意外と胸に残る映画でした。宇宙を駆け回る映像の迫力も見どころです。
※本文では物語の展開に触れています。
『スペース・スウィーパーズ』見どころ
■汚染された地球のはるか上空にあるUTSの映像
■主人公たちが操る宇宙船がスペースシャトルの残骸を横取りし、複雑に動いているコロニーの間を縫って追手を振り切るシーン
■最初はドロシー(コンニム)をカネづるとしか思っていなかったビクトリー号のクルーたちが、一緒に生活しているうちに彼女を守るように変化していくところ
■ビクトリー号のクルーが一丸になってコンニムをサリヴァンの手の者たちに渡すまいとする緊迫感溢れるシーン
■チャンの呼びかけで蜂起した清掃人たちvsドローンの大群の戦闘シーン
■別れ、そしてメインキャストの家族としての始まりを見せてくれるラストシーン
『スペース・スウィーパーズ』キャスト
- ソン・ジュンギ
- キム・テリ
- チン・ソンギュ
- ユ・ヘジン
- リチャード・アーミティッジ
- パク・イェリン
『スペース・スウィーパーズ』あらすじ
荒廃した地球。富裕層だけの理想郷。2092年の世界で必死に⽣きる者たちは、訳ありの⼦供ロボットを⾦に換えようとする
が…。 。。。公式より
『スペース・スウィーパーズ』感想
汚染され防毒マスクをしなければ生きて行けない地球と違い、宇宙空間にあるコロニーUTSでのかつての地球を復活させたような緑いっぱいの映像は広大さを感じさせる。このUTSの創始者であるジェイムス・サリヴァンは152歳と紹介されていたが、現在の我々からすると全然その年には見えない。
このコロニーの外では宇宙ゴミの争奪戦が繰り広げられる。主人公たちの乗る宇宙船ビクトリーがビークル(乗り物)の残骸を横取りするシーン、特に複雑に動いているコロニーをよけながら逃げるシーンは目が離せない。
主人公のテホは並々ならない金に執着を見せるが理由は何だろうか?船員同士での賭けカードゲームではパクが宇宙船内の物を売って金を手にしている奴がいると。それからロボットのバブズは積立金を管理していた奴が金を持ち逃げしたと。
テホは、彼に太鼓判を押していたチャン船長に文句。どうも金で繋がった烏合の衆のようだ。回収したビークルを解体しようと作業している途中、隠れている少女を発見する乗組員たち。彼女はTVにユースで放送されていたドロシーではないか!そして乗組員たちは彼女がドロシーであると認識する。しかも子供型大量破壊兵器だと。その直後、ドロシーに異変。
乗組員たちは爆破されると思い、全員伏せると、ドロシーがくしゃみをするという滑稽さ。ギャップに笑える。乗組員たちを目にしたドロシーもくしゃみをした後ゆっくりと真似て伏せるアクションは可愛らしく微笑ましい。そしてにこにこと追いかけて来るドロシーから焦って逃げる大人たちのシーンも思わず笑ってしまう。
そんな中、テホがドロシーを売り飛ばせば金になるとふむ。カネの分け前に関して船員4人がガタダタ言うのもまとまりのないチームである印象を受ける。ドロシーを欲しがっている組織と交渉をする4人。カネが思った以上に入る条件を受け大喜びする。直後に交渉相手の顔が映し出されるが、これはサリヴァンじゃないのか?何だかきな臭くなる。パクがドロシーを見張っているシーンでは彼女が描いた絵をきっかけに会話のキャッチボールするところが微笑ましい。
いざ取引まで時間がないとなったところに警察がやって来る。UTSの非市民であるテホたちは弱い立場だが、途中から賄賂ネタを武器に立場を逆転させる場面はなかなか面白かった。取引場所に向かうテホたちだが、パクはドロシーのことがもはや気になって仕方ないのであろう。彼がもっとも情に厚いのかもしれない。
テホたちは取引に来たのが一人だと確認したが、銃を持った奴らが彼らを狙っている。ドロシーにはどんな秘密があるのか非常に気になって来た。そもそも彼女が子供型大量破壊兵器と言うのは本当なのだろうか?するとドロシーが入っていた大きなリュックの中から姿が消えている。ドロシーを確認した銃撃部隊の雨のような発砲。
しかし、ドロシーに届く前にその銃弾が爆発、彼女たちにはケガもない。もしかしたらこれが彼女の能力なのか?と思った。何とか逃げてこられたビクトリー号のクルーたち。最初はカネとしか思っていなかったドロシーを徐々に人間と同様に触れ合うようになるところを見ると心温まる。
すでに彼らはカネの代替品・ドロシーではなく人間の子供・コンニムと心の中では思っているんだなぁと心にしみる。コンニム救助にテホ、パク、チャンが全力になるシーンはアツかった。それに対してロボットのバブズだけ作業続けていて状況を知らないでいるというのは対照的で面白い。
ドロシー(コンニム)を誘拐しようとした集団とビクトリー号のクルーたちとで話し合いをすると、ドロシー(コンニム)の能力の秘密が明らかになる。今までの現象はそういうことで起きていたのかと納得。そしてサリヴァンの野望も明らかになる。するとサリヴァンの手下たちが攻めて来る。緊張の時間の到来。
序盤を書いてみましたが、中盤~後半が気になったらぜひご視聴ください。
