『UNTOLD 慢心と失墜とアイスホッケー』感想|乱闘と家族愛【Netflix】
鑑賞後の率直な感想
アイスホッケーの話なのに、乱闘とマフィアと家族愛が一緒にやってくる。スポーツの裏にこんな物語があるのかと驚かされた作品です。
『UNTOLD慢心と失墜とアイスホッケー』見どころ!
■『臆病者は閲覧注意』大乱闘必須の破壊者集団トラッシャーズの過激な試合映像。
■スポーツとは相反するマフィアの存在。それらに密接に絡み合う犯罪の数々と、FBIの華麗な逮捕劇。
『UNTOLD慢心と失墜とアイスホッケー』あらすじ
2004年.労働者の町ダンベリーにホッケーチームを誘致したジェームズ・ガランテ。東海岸最大規模の自動廃棄物処理場を経営して、『アメリカのゴミ王』としても名が通る程の資産家のジェームズ。そんなジェームズが誘致したホッケーチーム『トラッシャーズ』は、別名『破壊者』に意味も込められ…
激しい乱闘で知られるアイスホッケー界の問題児と、その陰に隠れたマフィアの存在。17歳という若さで父に与えられたホッケーチーム『トラッシャーズ』を率いるAJの想いとは?
『UNTOLD慢心と失墜とアイスホッケー』感想
物語の基本は「正義が勝ち、悪は負ける。」勝っちゃいけない悪者が俺たちだったんだ。反逆者で反社会的なアウトロー。俺たちはホッケー界の問題児さ!
そう笑って答えたのは、アメリカのゴミ王として廃棄物処理業界で大成功をしたジェームズ・ガランテの息子AJ。
きっかけは1999年。脱税の容疑で父ジェームズが逮捕されたことが全ての始まりでした。幼い頃は普通だと思っていた生活が違っていたのは小学校の頃、その時出会った【飛べないアヒル】という映画でAJはアイスホッケーに出会います。父の逮捕により「母を支えなければ」と思った高校生のAJは、度重なる陰口を叩く連中を見返すために優等生をぶちのめす生活を送ります。
元々ホッケーが嫌いだったというジェームズは、出所後に見たタフに成長した息子AJのホッケー姿に感動。息子を愛するジェームズは、高校三年生で出場した試合での怪我でホッケー人生が絶たれてしまったAJにホッケーチームを与えます。
17歳という若さでホッケーチームを率いることとなったAJが目指したのは、父が好きだった『悪役』のチームでした。トラッシャーズはUHLに加わり、注目の初戦では3秒で大乱闘。そこからトラッシャーズは過激な乱闘で多数のファンを魅了し、それは相手が倒れる度にファンが死体袋をコートに投げ込むなど過激で異常なものでした。
※UHLとはユナイテッド・ホッケー・リーグの略。プロリーグNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)の下に位置する。
この話だけでも十分にドキュメンタリー映画が作れる内容ですが、『UNTOLD慢心と失墜とアイスホッケー』ではこれにマフィアの存在やFBIの登場、そして度重なる逮捕劇が加わります!
ドキュメンタリーならではの実際の過激な乱闘シーンや、アウトロー的反逆者軍団の断固たる絆にも大注目の最新作。「UHL最大の恥」だと世間から見下されにもかかわらず、今なお愛されるトラッシャーズの固い絆。そして、マフィアと関係を持っていながらにして家族を想う、ついつい目頭が熱くなるようなジェームズの家族愛を存分にお楽しみください。
