タイトル | 人生はコメディじゃない |
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英語名 | This Is Not a Comedy |
監督 | ロドリゴ・グアルディオラ ガブリエル・ナンシオ |
脚本 | ガブリエル・ナンシオ アロ・バレンスエラ |
ジャンル | メキシコ コメディ ヒューマンドラマ |
キャスト | ガブリエル・ナンシオ カサンドラ・シアンゲロッティ アドリアーナ・パス アレハンドロ・サエビッチ エドゥアルド・ドンファン セシリア・スアレス テノッチ・ウエルタ |
『人生はコメディじゃない』キャスト!
ガブリエル・ナンシオ(Gabriel Nuncio)
生年月日 | 1979年 |
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カサンドラ・シアンゲロッティ(Cassandra Ciangherotti)
生年月日 | 1987年2月14日 |
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出身 |
メキシコ・メキシコシティ |
アドリアーナ・パス(Adriana Paz)
生年月日 | 1980年1月13日 |
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出身 |
メキシコ・メキシコシティ |
アレハンドロ・サエビッチ(Alejandro Saevich)
生年月日 | 1975年12月12日 |
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出身 |
アルゼンチン |
『人生はコメディじゃない』あらすじ
親友からの精子提供依頼と、エイリアンと交信する女性との出会い。思いがけない出来事により、人生の新たな意味を考えるコメディアンの姿を描く。・・・公式より
『人生はコメディじゃない』感想
コメディは辞めたいけれどお金のために続けているというコメディアン、ガブリエル・ナンシオ。
宇宙や草花と交信・会話する不思議な彼女レイレと、精子提供を望む友人メリッサ。何をやっても上手くいかないガブリエルが情熱を傾ける新たな脚本と、最終的に自分の居場所として選ぶ場所とはいったい?
グアダラハラ国際映画祭最優秀長編映画賞と最優秀撮影賞に輝いた作品ということで、期待値高めで鑑賞しました。…が、私の感性が作品のレベルに達しておらず、内容がわからないまま1回目の鑑賞が終了。実質2回の鑑賞の末にこの感想を書いています(笑)
このNetflixの“知性に訴える”という作品は見れば見るほど本当に奥が深く、なんだか自分が少しだけ大人になれた気分になる作品が多くあります。
今回の『人生はコメディじゃない』も“知性に訴える”の作品なのですが、最初は正直何を言っているのか全く分からない作品でした。
交際相手の彼女が銀河系と交信したり、草花を相手に話をしたり…友人は精子提供を望んでいるのに、ガブリエルは父親になろうとしていたり…タイトルに“コメディ”という言葉が入り、ガブリエルの職業もコメディアンであることから「この作品もコメディなのか?」と思いましたがそれもまた雰囲気が違う感じがしたり…
素直な感想を書けば1回目の鑑賞はこのような状態で終了しました。しかし、上記に書いたように”知性に訴える”の作品は本当に素晴らしいものが多いのがNetflix!
先日見たロスト・ドーターをはじめ、今話題のアーカイブ81。それから新型コロナウイルスをダイジェストなどの考えさせられる作品が多く、魅力が隠されたジャンルなので再度『人生はコメディじゃない』にトライしました。
最初は生活のためにコメディアンを続けていたガブリエルが宇宙と交信する彼女を「変わっている」と感じ始め、精子を提供することで父親になろうとする。
その間、叔父の病気と向き合い徐々に考えが変化し、その情熱は人類で初めて火星に行く宇宙飛行士が主人公の脚本作成へと注がれます。沢山の失敗が重なり最終的にガブリエルが自分の居場所だと感じる場所、それは…
1回目に見た時はよくわからないと感じた宇宙の描写は、日々のガブリエルの心情を表現するもので、それがわかった時にこの作品の美しさと繋がりを知ることができた私。
終盤の愛犬がいなくなってしまってからのガブリエルは特に印象的で、レイレが亡くなった時の映像は他の作品では見ることのできない幻想的な美しさがあります。
最後の最後にまさかの展開がありクスッと笑えるコメディ感ありましたが、2回の鑑賞を終えて思ったのは、『人生はコメディじゃない』は観るより感じる作品であるということ。
皆さんも是非、ノスタルジックな雰囲気と美しい映像と共に『人生はコメディじゃない』をお楽しみください^^
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