『ラブ&モンスターズ』あらすじ・感想|ジョエルと相棒犬の旅【Netflix】
『ラブ&モンスターズ』を観た感想
巨大な怪物が出てくる世界なのに、ジョエルと犬のボーイのやり取りにはほっとする。危なっかしい旅を見守るうちに、少しずつ成長していく姿も気になりました。
※旅の序盤の展開に触れています。
『ラブ&モンスターズ』見どころ
■化学爆弾により巨大化および変異したさまざまな生物・怪物
■一人でシェルターを出てきたジョエルに徐々に仲間が増えて行くところ
■何もできなかったジョエルがクライドとミノウのレッスンで生き抜く術を身につけ成長し、危機に陥ったボーイを助けたことでさらに絆が深まったシーン
■ジョエルが怪物カニに食べられようとしたまさにその時、怪物とジョエルの心が通うような一連のシーン
■監督およびスタッフの主張したいことが詰まったラストシーン
『ラブ&モンスターズ』キャスト
- ディラン・オブライエン,
- ジェシカ・ヘンウィック,
- マイケル・ルーカー,
- ダン・ユーイング
- アリアナ・グリーンブラット
『ラブ&モンスターズ』あらすじ
モンスターの襲来から7年。すべての人類は地下コロニーでの生活を余儀なくされていました。ジョエル・ドーソン (ディラン・オブライエン) は、130キロ離れたコロニーで暮らしている高校時代の彼女エイミーを無線通信で発見します。彼女への思いが再燃したジョエルは、地下での暮らしに思い残すことはないと自覚し、行く手に待ち受ける危険を承知で、運命の人に会うために旅立つ決意をします。4月14日よりNetflixで米国以外の全地域に配信開始。……。公式より引用
『ラブ&モンスターズ』感想
オープニングでの現状説明に興味深いものを感じる。
小惑星の衝突にミサイルで応戦した地球人類。そのミサイルにより化学物質が降り注ぎ、動物たちを変異させる。そして地上では変異した生物たちと人類との戦い。人類が生き残るために選択したのは地下。なかなか面白いストーリーだ。
こんな危機的状況だからこそ、カップルが多くなるが、主人公・ジョエルは独り身。どこに行ってもカップルだらけだと肩身が狭いというか、居場所に苦労するだろう。
しかも大きく広がっている地上ではなく、狭く密閉された地下だから。それなりに幸せそうな日常が一変、生物が地下に侵入。緊張のシーン。モニターで生物に一人が捕獲される様子が。
この生物、大きいくせに動きが速い。見かねたジョエルも武器を持ち、シェルターの外へ!が、巨大な生物を前にフリーズ!ヤバい!と思ったところ、先発隊が生物を仕留めた。
シーンは7年前に。まだ平和で、ジョエルもエイミーもどこにでもいるような恋人同士で幸せそう。現在に話が戻るとエイミーとどこかで離ればなれになってしまったようだ。ジョエルが生物の記録を残しているが7年前の絵とは格段の違いに驚きだ。ここでなるほどという事実が判明。エイミーは別のシェルターで生きている。
巨大生物のため、人類は外に出られないのか!と分かった。エイミーのところに行くため、外の世界に出ることを決意するジョエル。怪物を見てフリーズしていた男が彼女のところに行くために命の危険を冒すなんて!生き抜くスキルもないのにと心配だ。彼が出て行こうとするシーンで、彼を止めようとする仲間の一人の発言は、シリアスなシーンでありながら笑える一言だった。
地上に出たはいいが
進むべき方向すらあやふやな出立だ。出発して間もなく怪物と化した生物の大きな幼虫が映っていたが、これを見ると「うわっ」と思う視聴者もいるだろう。そして早速ジョエルは怪物に襲われる。が、その場にいた犬「ボーイ」に救われる。このコが相棒になるのかな?と予感させる。
それにしても賢い犬だなと思う。人間の言っていることが分かるようだ。二人(ジョエルとボーイ)で出発すると廃墟というか大自然に何もかも飲み込まれたような光景は凄かった。一緒に行動しているとどんどん二人が仲良くなっていくシーンんが見られるのでほのぼのとする。
するとやはり不安に思っていた状況の到来!怪物の巣穴に落ちたジョエル。この穴から出られずに危機一髪!という時にロープが!人間だった。クライドとミノウ。怪物退治はお手の物という感じだ。彼らと行動を共にすることになる。仲間が増えて一安心だ。それにしても外の雄大な自然はいい。クライドが言ったように「生き抜く術を知らない」ジョエルは無謀だ。よく生き残れている。
さてこれからいろいろな展開が待ち受けているが、このジョエルの経験はまさに今を生きる我々への映画監督からのメッセージだ!
