ネトフリＮＯ.１

『カップル崩壊』キャスト！

• R・マドハヴァン
• サルヴィーン・チャウラ

『カップル崩壊』あらすじ

離婚を決意した人間嫌いの作家とスタートアップ起業家の妻。インドで裕福な生活を送る2人の日常にあふれるバカバカしさや悩みをユーモラスに描くドラマシリーズ。 ・・・公式より

『カップル崩壊』感想

離婚を決めた夫婦の日常をユーモラスに描いたホームコメディ『カップル崩壊』はNetflixのあらすじ通り、日常のバカバカしさや悩みを面白おかしく誇張しているところが見どころの作品。

インドの作品で吹き替えが無いことから若干手を出しにくい印象でしたが、登場する俳優・女優の表情が豊かで言葉の壁を超えた楽しみがこの作品には詰まっています。特に潔癖症レベルに“性器”を意識する主人公アーリヤが巻き起こすトラブルは必見です。

『カップル崩壊』と聞いて、結構ハードな作品を思い描いていた私の思いは見事に序盤数分で裏切られました(笑)深刻な雰囲気の車内と険悪なムードの二人…

しかしその原因は“臭い”という、序盤からくだらない言い争いでスタートするこの作品。私は夫アーリヤの考えと行動がぶっ飛び過ぎていて、ドンピシャでハマりました！

1話のタイトルにもなっている“握手へのためらい”という言葉がしっとりとハマるアーリヤの独特の考えは、見る人によっては少し不快かも…と感じてしまう部分はありますが、そこを徹底している脚本がコメディらしく好感度が上がります。

“思ったことをすぐに口に出す癖”とNetflixには書いてありましたが、実際は“嫌がらせ行為”に限りなく近いことを平気でやってのけてしまうアーリヤ。シュルティが離婚を決意した理由がわかります(笑)

空港での騒動がSNSで拡散され、人気No1の小説家を敵に回してしまったアーリヤ。シュルティとの“娘には内緒で同居は続ける”という約束も、2話以降で怪しくなってきます。

それでも安定の“思ったことをすぐに口に出す癖”が改善されずに、益々トラブルに巻き込まれていくアーリヤと、娘やママ友の間で悩むシュルティの姿がコミカルに描かれています。

1話の“握手へのためらい”はあまり共感できるものではありませんでしたが、2話のスマホの故障や子供への接し方など『カップル崩壊』は日常にあふれる“些細な事”が毎回テーマにされているので、富裕層の家庭の話でありながら見ている私たちもクスッと笑えるTVコメディです。

1話あたり30分程度の作品ですので、軽い気持ちで何かを見たいときにオススメ^^

ライトニング・ムラリ【netflixインド映画】あらすじ・キャスト・感想・評価・ネタバレなし。