『ヴィンチェンツォ』全20話あらすじ・キャスト・感想|ソン・ジュンギ【Netflix】

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公開当時の感想を残しながら、今も読みやすく。この記事は、初公開時の率直な感想や文章の温度をできるだけ残しています。作品の入口・シリーズの現在地・関連作品は、SPGシネマの案内ページから続けて確認できます。
2026年10月確認|『ヴィンチェンツォ』はNetflixで作品ページ公開中
全20話の流れ、主要キャスト、ダークコメディとしての面白さ、第1話の鑑賞感想をまとめています。最新の配信状況はNetflix公式でご確認ください。
Netflix韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』は、イタリアでマフィアの顧問弁護士をしていたヴィンチェンツォ・カサノが韓国へ戻り、巨大企業バベルとの戦いに巻き込まれていく全20話のダークコメディです。痛快な策略に笑いながら、クムガ・プラザの住人たちやホン・チャヨンとの関係に引き込まれました。本記事は全話の見どころと、第1話を詳しく観た感想を整理しています。
ネタバレ案内:前半は作品情報とネタバレなしのあらすじ、後半の「全20話の見どころ」からは重要な展開に触れています。結末を知らずに観たい方は、そこから先を視聴後にお読みください。
『ヴィンチェンツォ』作品情報・キャスト
| 作品情報 | 内容 |
|---|---|
| 制作・公開 | 韓国・2021年2月20日〜5月2日 |
| 話数 | 全20話 |
| ジャンル | 犯罪サスペンス・ダークコメディ・法廷ドラマ |
| 演出・脚本 | キム・ヒウォン/パク・ジェボム |
| 視聴年齢の表示 | Netflix日本版は16歳以上 |
登場人物と出演者
| 主な登場人物 | キャスト |
|---|---|
| ヴィンチェンツォ・カサノ | ソン・ジュンギ |
| ホン・チャヨン | チョン・ヨビン |
| チャン・ジュヌ | オク・テギョン |
| ホン・ユチャン | ユ・ジェミョン |
| チェ・ミョンヒ | キム・ヨジン |
| チャン・ハンソ | クァク・ドンヨン |
| ハン・スンヒョク | チョ・ハンチョル |
人物関係の注目点:ヴィンチェンツォとチャヨンは最初から同じ立場ではありません。ユチャンが守ろうとする信念や、バベル側の思惑が絡み、協力関係の変化が物語を動かしていきます。
ネタバレなしのあらすじ
イタリアのマフィア組織と関わっていた韓国系イタリア人の弁護士ヴィンチェンツォが、ある目的を持って韓国へ戻ります。しかし、彼の目的地であるクムガ・プラザは大企業バベルによる取り壊しの危機にさらされていました。個性的な住民たちと衝突しながらも、ヴィンチェンツォは敵に敵の方法で立ち向かっていきます。
この作品が面白い3つの理由
強すぎるのに、ときどき笑わせる主人公
ヴィンチェンツォは頭脳も行動力も抜きん出ていますが、韓国でのトラブルや住民たちとの会話では意外な一面が見えます。そのギャップが魅力です。
ホン・チャヨンとの異色のコンビ
最初は価値観の異なる2人が、巨大企業に対抗する過程で共に動くようになります。法廷の駆け引きにも独自の面白さがあります。
クムガ・プラザの住民たちの成長
個性が強く、最初はまとまりのない住民たちが、次第に物語の重要な存在になっていくのが楽しいところです。
全20話の見どころ・4段階の展開【ネタバレあり】
20話の流れを「序盤・中盤・後半・最終局面」に分けて整理しました。下の一覧・詳細は重要な展開に触れます。初めて観る方は視聴後にお読みください。
| 話数 | 物語の流れ |
|---|---|
| 第1〜5話 | バベルとの対立が始まり、住民たちとの関係が変わる |
| 第6〜10話 | 法廷と巧妙な策略が交差し、敵側の動きも過激に |
| 第11〜15話 | 金塊・機密ファイルと組織の秘密が焦点になる |
| 第16〜20話 | 家族や仲間のために戦い、最後の決着へ向かう |
第1〜20話の詳しい見どころ(タップで開く)
各話の感想メモは、5話ずつ折りたたんでいます。気になるところだけ確認できます。
第1〜5話:クムガ・プラザとバベルの対立|5話分の詳細を表示
- 第1話:イタリアから帰国したヴィンチェンツォがクムガ・プラザの住人たちと出会う。最初から予想外の騒動が続く。
- 第2話:取り壊しの危機が迫るプラザ。ヴィンチェンツォの思いがけない作戦に注目。
- 第3話:バベルとの対立が激しさを増し、ユチャンの正義感と敵側の危険さが際立つ。
- 第4話:ある出来事をきっかけにヴィンチェンツォとチャヨンが協力し、報復に動き出す。
- 第5話:ジュヌの意外な一面と、住民たちの騒動が同時に進んでいく。
第6〜10話:法廷と策略の攻防|5話分の詳細を表示
- 第6話:法廷で両陣営が駆け引きを繰り広げ、マフィア仕込みの策略も顔を出す。
- 第7話:予想外の証人の登場と、チャヨンへの報復が新たな局面を生む。
- 第8話:融資をめぐる作戦で、ヴィンチェンツォが相手の弱みを突く。
- 第9話:バベル側の残酷な一面が増し、ヴィンチェンツォたちの戦いも危険になる。
- 第10話:法廷闘争を超えた衝突が始まり、ヴィンチェンツォは大胆な罠を用意する。
第11〜15話:秘密の金塊と組織の正体|5話分の詳細を表示
- 第11話:バベルの実権を握る人物への追及と、ヴィンチェンツォの母をめぐる感情が重なる。
- 第12話:金塊と機密ファイルをめぐる秘密が、対立する組織をさらに複雑につなぐ。
- 第13話:クムガ・プラザの住人たちの行動も、意外な形で作戦に関わってくる。
- 第14話:ヴィンチェンツォとチャヨンが別人を装う作戦で、敵の不正を追い込んでいく。
- 第15話:裁判と報道、そしてファイルをめぐる攻防が続き、駆け引きに笑いも混じる。
第16〜20話:家族と仲間、最後の決着|5話分の詳細を表示
- 第16話:母と過ごす時間が描かれる一方、ヴィンチェンツォにとって大きな危機が迫る。
- 第17話:喪失と復讐が重くのしかかり、プラザの住人たちが強い結束を見せる。
- 第18話:ハンソの成長と、ヴィンチェンツォとの関係の変化が印象深い。
- 第19話:クムガ・プラザの住人たちの隠れた力が明らかになり、最終決戦への緊張が高まる。
- 第20話:ハンソとヴィンチェンツォの関係、そしてそれぞれの選択が強く心に残る最終回。
第1話の感想(ネタバレあり)
イタリアのブドウ園で見せた圧倒的な存在感
イタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォが向かうのは大規模なブドウ園、その主人と会食。ブドウ園入り口では警備員?ボディーガード?たちが銃を持っている物々しい雰囲気。
この農場の広大さには爽快感があり、圧倒される。もちろん邸宅も羨ましくなるような大きく素晴らしいものだ。ここにカサノが来る途中に気になっていたプロペラ機だが、やはり何か仕掛けがあったかと。
そして交渉が決裂すると、ヴィンチェンツォは容赦ない手段に出るものの、彼の表情は全く揺るぐことないポーカーフェイス。慌てる農場主とは対照的で、彼の方が何枚も上手で怖いものなしと感じさせる。
その後の兄弟パオロとヴィンチェンツォの件では、ヴィンチェンツォはかなり強固な信念を持つ孤高の存在のように感じさせる。その後の夜のシーンではパオロの手下がヴィンチェンツォを殺しに来るが、反撃して撃退。そのシーンでも顔色一つ変えない。
チャヨンとユチャン、親子の対立
ボスへの敬意から息子のパオロを殺しはしなかったが、強烈なインパクトを与え、イタリアを後にするヴィンチェンツォ。もう一人の中心人物となるのは弁護士ホン・チャヨン。いきなり父親と弁護士同士で争う場面。ホンは裁判に勝つことが最重要だと考えているようだ。父は弱い者の味方のようで、この差が親子を対立させているようだ。空港に降り立つヴィンチェンツォ。
韓国に戻ったヴィンチェンツォの意外な苦労
空港で車に乗せられる。乗車中に「タクシー運転手を装い、飲み物に薬を入れて」と流れて来る。これを運転手が批判していたが、もしかしたらと思ったらやはりそうだった。対外保安情報院では、皆様々な犯罪に大忙しだが、暇そうな部署がクローズアップされる。
「イタリア組織犯罪対策チーム」、チームと言いながら一人しかいない、しかも彼はイタリアの映像と音楽を楽しんでいるというお気楽な感じ。しかし、事態が一変する。マフィアのコンシリエーレ・ヴィンチェンツォの入国。これを上司に報告するものの全くとりあってもらえないのは漫画のようだ。
眠ってしまったヴィンチェンツォの方は、身ぐるみとまでは行かないが、金品を奪われ放置される。この時、初めて怒りの感情を表した。やっぱり彼も人間だった。こんな状態でも何とか目的地のクムガ・プラザに到着。ここにはヴィンチェンツォが指南して、金品がたんまりと隠されている。
これが狙いだなと思われる。イタリアでは豪勢な部屋に寝泊まりしていたが、韓国で用意されている部屋は庶民的なものでギャップが大きい。クムガ・プラザの入居者はほとんど退去したが、開発反対の会・会長をしている弁護士がここに住んでいるとのこと。それにしてもこのクムガ・プラザは幽霊マンションのような内部だなぁと感じる。
クムガ・プラザの個性的な住民たち
一人で入ろうものならビビりそう。ヴィンチェンツォとマンションオーナーが住民たちのところを回るが、一風変わった人達ばかり。例の隠し部屋の上には現在お寺が入居。住人たちに囲まれ自己紹介するヴィンチェンツォ、変わり者である住人たちと、対極にいる彼とがどんな駆け引きをして行くのか面白そう。
現在ではなく過去の裁判シーンが出て来るが、被告人である女性の裁判に出席していたヴィンチェンツォ。彼と関係があるのかまだ明らかにされないので気になるところ。クムガ・プラザの住人を集め、立ち退きの件でヴィンチェンツォが話をすると、反対していた住人が賛成に回る。住人の医師だから仕方ないと反対の会の会長・ユチャンも折れるもののヴィンチェンツォを信用していない。
この二人もバトルを繰り広げるのかなと思ったりする。クムガ・プラザのオーナーが妻子を人質に取られて強制的にこの建物を売却させられてしまう。ヴィンチェンツォにそのことを伝えている最中には衝撃的な事件!不意を突かれ驚いた。こうしてクムガ・プラザはバベル建設の手に。
バベル建設との対立と、ダークヒーローの誕生
それにしても裏工作は恐ろしい。バベル建設側vsクムガ・プラザ住人の直接対決シーンではその場にいたチャヨンがしゃしゃり出る。父・ユチャンとは法的に縁を切るほど仲が悪いが、心奥底ではそうでもないのかなと思わせる。住民側のピンチに満を持して登場したのがヴィンチェンツォ。
映像がスローになりカッコいい!なるほど、目的は違うが、こういうことでヴィンチェンツォはユチャンやチャヨンたちと行動を共にするようになるのかなと想像できる。ヴィンチェンツォはバベル側の中心人物に圧倒的な力で対抗する。
まさにダークヒーロー!住民たちは彼の強硬な行動を歓迎し、ユチャンとチャヨンはいぶかしそう、そして敵対する人物を追い詰めているヴィンチェンツォは不敵な笑みを。これがまたカッコいい!
SPGシネマとして印象に残ったこと
第1話の段階で強く感じたのは、ヴィンチェンツォが「正しいことをする人」ではなく「自分の流儀を貫く人」として描かれている点です。誰かを救う結果になっても、その方法が常に正しいとは限りません。それでも痛快に感じさせる演出が巧みで、まさにダークヒーローだと思いました。
マフィアの世界とクムガ・プラザの日常が並んで描かれるため、暴力的な場面と笑える場面の落差も特徴です。登場人物が多く、最初は整理が大変ですが、プラザの住民たちの立場を押さえるとぐっと観やすくなります。
『ヴィンチェンツォ』と『イカゲーム』の違い
『ヴィンチェンツォ』はマフィア出身の弁護士が巨大企業と駆け引きするダークコメディ。一方の『イカゲーム』は生活に追い詰められた人々が命がけの競争に参加するサスペンスです。頭脳戦と皮肉な笑いなら本作、極限状態での人間関係なら『イカゲーム』の感想が参考になります。
よくある質問
『ヴィンチェンツォ』は全何話?
全20話です。2021年2月20日から5月2日にかけて公開されました。
どんなジャンルのドラマ?
マフィアを背景にした犯罪サスペンスですが、法廷劇、ブラックコメディ、住民たちの人間ドラマの要素もあります。暴力的な描写があるため、苦手な方はご注意ください。
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